窪田正孝さんのアクションシーンが楽しみなNHKドラマ「4号警備」。北村一輝さんとのコミカルなやり取りも面白いです!
主演は、鍛え上げられた筋肉の持ち主、窪田正孝さん。数々のドラマなどでアクションシーンをこなしているいますが、今回のドラマでもスタントマンはなしでアクションシーンをこなすのでしょうか?
窪田正孝さんの相棒役には、役のために11本もの歯を抜いたり削ったりしたことがあるという、北村一輝さん。役者魂が半端ないですね…役のためとはいえ…すごいですね。チンピラ役で、”悪い”ことをやって来たなーとわかるようにとの思いがあったそうですよ。今回は、どんな役作りを見せてくれるのでしょうか?
ドラマ「4号警備」は、警察官ではなく民間の警備員が、権限も拳銃も手錠もなく、危険に脅かされている一般の人々を守るというドラマです。
窪田正孝さん演じる「朝比奈準人」は、明るくノリの軽いの若者ですが、実は「ある挫折」から警察官を辞めたという過去を持っています。いったい、どんな「挫折」があったのでしょう?
北村一輝さんは、慎重で臆病者のバツイチ「石丸賢吾」役。かつては会社の経営者で、妻も子もいたよう…。一生、交通誘導の仕事で良いと思っていたのに、4号警備に配属されてしまった、うだつのあがらない中年男性にも、ある過去が…。
原作のない、完全オリジナルストーリーとのことで、ドラマの展開が気になりますね!いったい、どんな過去を持つ二人なのか。主人公、朝比奈隼人の過去を知るという小林三喜男役の賀来賢人さんの役どころも気になります!
「4号警備」とは、いったいどんな仕事なのか?なども絡めて展開していくドラマを、見ていきたいと思います。
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この記事の内容
放送日や再放送などドラマの詳細

公式サイトから引用 クリックで公式ページへ
NHK総合 土曜ドラマ「4号警備」
放送時間 4月8日(土曜日)スタート 午後 8:15 ~ 8:45(30分)全7回
出演者 窪田正孝 北村一輝 阿部純子 賀来賢人 他
(私的に楽しみにしているのは、木村多江さんと、片岡鶴太郎さん!)
公式サイトはこちら→http://www.nhk.or.jp/dodra/yongou/index.html
公式サイトでは、制作裏話などを掲載したブログが開設されていますよ!ウラ話#1では、4号警備ってなに?という説明が載っていましたよ。#2では、警備の仕事で使う単語について。
今後は、窪田正孝さんのアクションや、俳優さんたちの楽しいエピソードなども、ぜひ載せて欲しいですね!
気になる再放送日は?!
見逃しちゃった~!という方、安心してください。再放送がありますよ!
第1話の再放送は4月15日(土曜日)午前 1:45~
夜中の1時45分~です!お間違いなく~!
・・・再放送でも見逃してしまった~!という人は、NHKオンデマンドでも見れるようでよ~!オンデマンドは、放送日の翌日から見れるとのこと!でもオンデマンドは有料のものもあるので注意してくださいね。
視聴率は?
視聴率は、翌日の午前11時前後に出るそうですよ!楽しみですね~。随時更新していきます。
- 1回目 4/8 放送 7.6%
- 2回目 4/15放送
音楽は?
「世にも奇妙な物語」のテーマソングの作曲家として有名な蓜島邦明(はいじま くにあき)さんが担当しています。彫刻家を目指していたんだそうですが、素材が出す音に出会って、作曲家となったそうです。
彫刻家と作曲家って、全く違う職種のように思えますが、人の心をゆさぶるものを創作するという部分では、根っからの芸術家なんでしょうね!
TVやコマーシャル、映画、舞台、バレエなど、幅広いジャンルで音楽監督を務めているようです。
豊川悦司さんと武田真治さん出演のドラマ「NIGHT HEAD」の音楽も担当されていたようで、へー!と思いました。ドラマ「NIGHT HEAD」の音楽って、ちょっと怖い感じがして、とても印象的でした。
ホラー作品では、不協和音やノイズ風の音を散りばめたサウンドを用いているとのこと、まさに、「NIGHT HEAD」もそうだったし、みんなが知ってる「世にも奇妙な物語」のテーマソングも、忘れられない、歴史に残る音楽ですよね~!
原作はあるの?
原作のない、オリジナルストーリーです。葛井 美鳥さんの漫画「4号✕警備」というのはあるのですが、ドラマ「4号警備」とは、まったく別物ですね。でも、4号警備=ボディーガード(身辺警護)の物語であることは同じなので、漫画のストーリーも、気になってしまう私です^^
今回のドラマ「4号警備」では、劇作家で脚本、演出も手がけ、俳優でもある宇田学(うだ まなぶ)さんの作品です。大阪を拠点に演劇活動をされており、2015年には、『悪夢』で第3回市川森一脚本賞の奨励賞を受賞している方です。
宇田学さんって?
1995年に起きた、阪神淡路大震災の消防士の活動を描いた舞台「ORANGE」は、この宇田学さんの作品です。
当時、実際に人命救助の活動をした100人以上の消防士さんに自ら取材して書き上げたとのことです。(神戸市に実在する湊山消防署が舞台となっている)
「ORANGE」は、後にTVドラマにもなり上川隆也さんが主演されています。自らが、多くの人の話を聞いて取材したもので書き上げる作家さんなので、ドラマ「4号警備」も、リアルな現場取材をされたのかもしれませんね!
このドラマを手がけるにあたり、まず最初に調べたのは、「守る」という言葉だったそうです。守るという言葉には、「害が及ばないように防ぐ」「決められたことに従う」「攻撃に備え、守備する」「目を離さずに見守る」「様子を見定める」「保護する」という意味があるとのことで、これらの「守る」がドラマの様々な場面で出てくるそうですよ。
人は皆、「守る」ものを持っていますよね。私も、家族を守り、法を守り、友人との約束を守り生きています。ドラマの見どころは、「守る」アクションとのこと。今まで、「守る」アクションという気持ちで見たことがなかったので、このドラマを通して、一味ちがうアクションが見れそうです!
(宇田学さんの作品には、他にドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」などがある)
あらすじ
警備会社「ガードキーパーズ」で働く朝比奈と石丸の二人は、最も危険な4号警備の任務を命じられます。窪田正孝さん演じる朝比奈は、明るい今時の若者。対して北村一輝さん演じる石丸は、一生、交通整理の仕事で良しとする臆病な、冴えない独り暮らしの中年男性。
この二人は、対立しながらも相棒として様々な事情を抱えた人々を守る身辺警備の任務につきます。
片岡鶴太郎さん演じる二人の上司、池山は、この二人にバディーを組ませたのは何かの理由がありそうです。
木村多江さんが演じるのは、警備会社「ガードキーパーズ」の社長。亡くなった父から受け継いだ社長職で、やる気がなさそう…。
アクションも見どころとの事なので、毎回のアクションシーンが楽しみです。第1話で出てくるアクションでは、爆発物を載せたドローンと対決!
拳銃もなく、逮捕もない、民間の警備員たちが「守る」のは、有名人でもVIPでもない、いっぱんの普通の人々です。どんな事情があるのか。そんな風に、誰からどうやって、守るのでしょう?
もう一つ、チェックしたいのが、朝比奈と石丸の二人のコミカルなやり取り!ちょっとした会話の中に込められたそれぞれの思いにはっとさせられるかと思えば、石丸のことを、「ししまる」と言う朝比奈。「ししまる」と言われるたびに、自分は「石丸」だと言い、「もしかして忍者ハットリくんに憧れてた?」とか、思わず、ふふふと笑ってしまうやりとり。
4号警備とは?
4号警備とは「身辺警護」です。ボディーガードですね。ボディーガードといえば、有名人とか、外国から来たVIPなどを守る人で、警察のSPなんかを想像します。
しかし、この4号警備の身辺警護というのは、一般人を守る警備会社の仕事なのだそうです。ストーカーに脅かされている普通の人や、会社の社長で、何らかの事情で誰かに嫌がらせを受けていて危険が及ぶかもしれないとか…そんな時に、身を守ってくれる会社が警備会社というわけなのです。
ストーカー被害などで恐ろしい思いをしている時に、警察に守って欲しいと訴えても、ちょっと不安ですよね…。なんだかんだと手続きがばかりで、肝心の安全が確保されないのではないか…と感じてしまいます。
そんな時、民間の警備会社に依頼するという手があるのだと知りました。しかし依頼料が…!!
第一話で、2週間でなんと40万!という見積もりを聞いて依頼人(阿部純子さん)が怒って帰ってしまうシーンがありました。
高い…!しかし40万でもかなり安くしているんだそう…。
驚きですが…命を守ってもらうんですものね、40万は、かなり安いのかもしれません…。現実にそんなことが起こらないことを祈らずにはいられません><
警備の仕事は4つに区分される
さて、”4号警備”は、4号警備の専門家…身辺警護に特化したプロがいるのか?と思っていたら、どうも、そうではなさそうです。
まず、警備とは、以下の4つに区分されています。
- 「1号警備」施設警備業務
ビルの守衛さんやショッピングモールの警備員さんなど - 「2号警備」雑踏警備業務
工事現場での交通整理や誘導をしてくれる警備員さんや、お祭りやイベント会場などでの警備員さんなど - 「3号警備」輸送警備業務
銀行の現金輸送の時の警備員さん、宝石などの貴重品を運ぶなどの警備員さん - 「4号警備」身辺警備業務
民間の人たちを守ってくれるボディーガード
それぞれ、その道のプロフェッショナルがいるのかと思いこんでいたのですが、ドラマを見てみると、どうも、そうではなさそう。というのは、明日から4号警備でお願いしますとかいうセリフがあるんですね。
さっきまでショッピングモールでお客さんに注意を呼びかける「1号警備」の任務をしていて、会社に帰ると、明日からは「4号警備」に付くようにと上司から命を受ける…というようなシーン。
ということは、4号警備ばっかりのプロがその業務を任されるというわけではなさそうです。
気になるアクション・シーンはスタントあり?なし?(ネタバレあり)
第1話のアクション・シーンはスタントありっぽい?!
第1話、冒頭いきなりドローンとの対決でしたね!爆発物を積んだドローンが追いかけてくるのですが、車をバックで運転したり、高いところからジャンプする姿はジャッキー・チェンのようでした!(古い?)
ジャッキー・チェンは、スタントなしですべてのアクションは本人がこなすので有名なアクション・スターです!
トム・クルーズもスタントなしですごいアクションをするので有名ですよね。窪田正孝さんも、日本を代表するアクション・スターになるか…?!
さて、ドローンとの対決は結構あっという間に終わります。とにかく、走って逃げる!というアクションでした。狙われている依頼人が「銃は!?銃で撃て!」と叫びますが、窪田正孝さんは「警察じゃないから銃はない」と逃げるしかない…。
逃げながらも、追いかけてくるドローンに反撃!トラックの屋根に登って爆弾を積んだドローンをなんと自分のスーツの上着ではたき落とす。で、爆弾を遠くに投げて依頼人を無事に守って任務完了。
トラックの上に登るのも、そこからジャンプするのも、スタントなし…のように見えました!
でも、テントの屋根に体当たりした部分だけは…スタントマンさんではないかと思います…。あれ、痛そうでしたもん。何の受け身もしないで飛び降りたら、骨が折れたり、怪我してしまうような気がするアクション・シーンでした!なので、この部分だけは、プロのスタントマンさんがやってくれたんじゃないでようかね!?
第2話の予告、どんなアクション・シーンがあるか?
お笑いコンビ、スピードワゴンのボケ役の小沢一敬さんがストーカーとなって登場します!
ストーカー被害にあう女性に阿部純子さん。「とと姉ちゃん」ではヒロインの親友役を演じ注目を集めましたね!ヒロイン食いなど言われるほどの存在感のある女優さんです。
2話でいよいよの登場ですね!ホテルのフロント係から、この2話のストーリーがきっかけで、4号警備へと転職してくる阿部純子さん演じる上野由宇。自分もストーカー被害にあり、怖い思いをした経験を活かして、警備の仕事で女性を守る!という信念で活躍する役どころとなるのではないでしょうか?
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各話感想まとめ
第1話感想
遺産相続で大金を得ることになった視覚障害の男性の身辺警護をすることになった朝比奈(窪田正孝さん)。車ではねられそうになった依頼人に「今日は仕事を休んで下さい」というが、依頼人は母親との約束を果たすと意地を張り仕事を休もうとしない。
「死にたくなかったら家にいろよ!生きてなきゃ意地も張れない!」と叫ぶ朝比奈。必死な叫びを見ると、警察を辞めた理由が、なんだか、この辺りにありそうです…。
回想シーンでは、警官の制服に身を包む朝比奈(窪田正孝さん)が女性が血を流し道路で倒れている…それを不気味に笑いながら見つめる謎の男(賀来賢人さん)。
その場面を頭から振り払おうとするかのような朝比奈の暗い目が印象的でした。普段は明るく振る舞っている彼とのギャップに、窪田正孝さんの役者としての魅力にキュンと来る人もいたのではないでしょうか?
なんだか冴えない中年の石丸(北村一輝さん)との掛け合いが、コミカルでいいですね!命がけのストーリーの中、フフっと笑いを誘う北村一輝さんの演技がイイです!
あ、それと、木村多江さんの社長役も、面白い!ファッションもチェックです!1話で登場した際の、冷えピタがなんか可愛かったです(笑)
今後の展開がとっても楽しみです!これは見逃せませんよ!見れなかった!録画をするのを忘れた~!という人がいたら、再放送でぜひ見て下さいネ!