iDeCo(イデコ)加入でメリットが得られる年収ってどれくらい?!

注目度No.1の金融商品!それは節税しながら老後資金を作ることができるという個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)!

長い年月で計算すると、iDeCo(イデコ)に加入すると1年に1回高級ホテルに泊まることすら可能なほどの節税効果があるって書いてあるサイトを見つけて、こりゃ見逃せないっ!!と鼻息が荒くなった私です。

節税しなきゃならないほどに、税金に困っているわけではないけれど…気になるし、もし我が家に何かメリットがあるならば絶対知りたい!

お金の事に超疎い専業主婦がねちっこくiDeCo(イデコ)のメリットとデメリット、どれくらいの年収があればiDeCo(イデコ)でこに加入したほうが得するのかを調べてみました。

ideco(イデコ)のメリット・デメリット

ideco(イデコ)のメリット・デメリット


まず、iDeCo(イデコ)の最大の魅力から!

iDeCo(イデコ)の最大のメリット
積み立てた掛け金が全額「所得控除」されること!

メリットの詳細を順を追って見ていきますね!


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iDeCo(イデコ)のメリットとは?

メリット① 掛金が全額、所得税控除される

年末調整の時に、生命保険などの保険控除の書類を添付したり、記入したり…という経験をしたことのある人ならご存知だと思いますが…

生命保険料控除って、支払った生命保険の一部しか所得控除されませんよね。。いっぱい生命保険にお金を払っていても、控除される金額の上限が決まっています。

しかし、iDeCo(イデコ)なら、積立てた全額(掛け金)が所得税控除の対象になります!

例えば、月23,000円をiDeCo(イデコ)で積立てた(掛け金)とすると年間で27万6千円。その全額が所得からマイナスされた金額が「所得」とされるので、かかる税金額が大きく変わります。

冒頭にも書きましたが、私が参考にさせていただいたサイトによると、長い年月で計算すると、iDeCo(イデコ)に加入すると1年に1回高級ホテルに泊まることすら可能なほどの節税効果があると書かれていました!

いっぱい税金を払わなくてはならない人にとっては、積み立てれば積み立てるだけ、税金対策になるというのは、大きなメリットですよね!(*積み立て金額には上限があります)

注意
年末調整や確定申告を行う事により所得や掛け金に応じて納めた税金が戻ってきます。自分で手続きをしないといけないので注意が必要です。

ちょっとここで…我が家の困りごと

我が家は単身赴任の夫と息子の3人家族です。夫の単身赴任手当などなどで、所得制限に引っかかって子ども医療費助成制度を受けれなくなりました。(悲)

ボーダーラインギリギリで医療費助成制度を受けることができなくなったので、悔しい…!歯科や眼科の定期検診にも医療費がかかるのは、痛い出費です。

夫が単身赴任になると、生活費が異常にかかります。まず食費。夫はほとんどを外食で済ませてしまうので経済的な負担はかなり大きくなります。子ども医療費助成制度については所得制限は撤廃して欲しいです。

追記:医療費助成制度が変更になって、中学生も500円でOKになりました!(ありがたいです!)


そんな経緯でiDeCo(イデコ)の積立てた全額(掛け金)が所得税控除の対象になるという制度に釘付けになったわけです。さて、引き続き、メリットを調べていきます^^


メリット② 運用で得た利益は非課税(税金がかからない)

投資信託の商品でiDeCo(イデコ)を運用した場合に出る利益に、ずーーーーと税金がかからないということです。例えば、NISAと比較してみます。

NISAは5年間は非課税だけど、iDeCo(イデコ)はずっとずっと非課税。

これは、大きなメリットです。

運用で10万円の利益が出たら、10万円全部が自分のものになるからです。

iDeCo(イデコ)は、運用で得た「利益(儲かった分)」に対する税金がかからないので、いっぱい儲かれば儲かった分だけ自分のものにすることが出来るということなのです!

(とはいっても、iDeCo(イデコ)は、今話題の仮想通貨や株などで億万長者になるほど儲かるっていう夢のような制度ではありません)

iDeCo(イデコ)の運用の仕方は2種類

iDeCo(イデコ)は、老後資金の確保のためのもので、二通りのやり方があります。

堅実にコツコツと貯金のように貯めて行きたいノーリスクな定期預金と、積み立てたお金を投資にあてて、利益を作り出すという投資信託。

参考: iDeCO(イデコ)とは?専門用語を使わないでわかりやすく解説!

私はお金に関する基礎知識が全くないので…「金融商品」と聞くと、リスクばっかりで恐いっ!と思い込んでいる部分があります。自分がするなら定期預金タイプのiDeCo(イデコ)だろうなーとぼんやり考えているのですが…運用益が出る投資信託タイプの商品についても正しい知識をつけて行きたいと考えています。


メリット③ 退職所得控除、公的年金等控除が受けられる!

iDeCo(イデコ)で積立て(掛け金)てきたお金を受け取る時にかかる税金についても、節税効果があるということです。

10年間以上の積立て(運用)があれば、60歳からお金を受け取ることができます。受け取り方は3通り。

  • 年金として受け取る…公的年金等控除
  • 一時金として受け取る…退職所得控除(1150万円まで非課税)
  • 一時金と年金の両方で受け取る

メリット④ 5,000円から気軽に始められる

毎月の掛金は、5,000円から始めることができ、職業によって上限が違います。

専業主婦の私であれば、月々の掛け金限度額は23,000円。年間の掛け金は27万6,000円です。

表にまとめますね!

iDeCo(イデコ)の掛け金の上限

自営業者…6万8,000円

会社員など…企業年金がない場合2万3,000円/企業年金がある場合1万2,000円〜2万円

公務員など…1万2,000円

専業主婦…2万3,000円

このように、働き方によって、上限が決まります。

退職や、転職をしても、継続できるので安心です。ただ、自分でiDeCo(イデコ)の移行をしなければならないので注意が必要です。


メリット⑤ 途中で減額することが出来る

iDeCo(イデコ)は、生命保険のように途中で解約してお金を引き出す事はできないので、強制的に老後資金を貯めることが出来るものです。

でも、毎月の積立て(掛け金)がちょっとしんどくなった…とか、逆に、もう少し積立て金額(掛け金)を増やしたいという場合には、金額を変更することができます^^

ただね…これは、メリットにもデメリットにもなるのではないかと私は感じるのです。

というのは、積立て(掛け金)ができなくなったら、掛け金を5,000円に引き下げるか、資格を損失するかのどちらかしかないのです。しかも、5,000円に引き下げが出来るのは次の更新年

1年毎にしか積立て金(掛け金)を変更できないので、緊急の時は、ちょっと困ることになりそうです…。

MEMO
途中解約や、解約による払い戻しは受けれないけれど、ある要件に該当する場合は脱退一時金というのをもらえます。高度障害になった時や、死亡した時などです。

メリット⑥ 投資信託を買う時の購入手数料がいらない

普通は、投資信託を買うと購入手数料というのが必要なんだそうです。

この購入手数料とは、証券会社や銀行の収入になるものです。でもiDeCo(イデコ)で扱われている金融商品の多くは、購入手数料がかからないそう。


メリット⑦ 運用する金融商品は変更できる

私が、ねちっこくとiDeCo(イデコ)のメリットとデメリットを調べるのに、10サイト以上を参考にさせていただきました。

そのうちの1サイトに紹介されていたメリットなのですが、運用する投資信託があまりヨロシクない…という時には、その投資信託を売って、成績の良い違う投資信託の商品に変更することができるとありました。

あるいは、定期預金に預けかえるということも出来るのだとか。

ー図解にするとこんな感じー

*運用成績があまりよくない投資信託→売る→成績のよい投資信託に買い換える
*経済状態がよくない→売る→定期預金に預けかえる

 

なるほど!こういう運用の仕方があるのですね。でも、金融商品の事などを常にわかっていないと、こういう運用は難しそうです。

こういうのを、スイッチングって言うそうですが、『頻繁に行うことはおすすめしません』って教えてくれていました。

投資信託は長期的な運用で利益を取っていくものだからだそうです。

やっぱり私は、定期預金に預けるやり方のほうが性に合ってるなと思ったメリットの一つでした…。


メリット⑧ 本人が亡くなったら?遺族に一時金が支払われる

こういうことは、あまり想定したくはありませんが…(掛け金を)積立てていた本人が亡くなってしまった場合、どうなるのっ?!って心配ですよね。

本人の老後資金のための運用でしたが、ちゃんと遺族に一時金が支払われるとのことです。


メリット⑨ 自己破産しても老後資産は残せる

一般サラリーマンや公務員には関係ない話かもしれません。主に、個人事業主さんや会社の社長さんなど、事業の失敗によって自己破産するリスクを背負っている人にとってのメリットになります。

確定拠出年金法第32条(確定拠出年金法というのがある)によって、自己破産しても、今まで払ってきた掛け金は、60歳以上になれば年金として受け取る事ができるのだそうです。

自己破産すると、財産は差し押さえられてしまったりするようですが、iDeCo(イデコ)で積み立ててきたことの資格は残せるそうです。最低5,000円の積立て(掛け金)でOKなので、自己破産後、生活を立て直して毎月5,000円ずつでも積立を継続することによって老後資産として受け取る権利が残るということのようです。


メリット⑩ 毎月強制的に積立て続けることができる

デメリットでもありメリットでもあるのですが…iDeCo(イデコ)には、60歳までは1円たりとも引き出すことができないというしくみになっています。

積立て金額(掛け金)が、ある程度まとまった金額になったら引き出せるというしくみではないので、強制的に積立て続けることができると考えると、メリットとして捉えることができますね。


iDeCo(イデコ)のデメリットは?

デメリット① 60歳にならないと受け取れない

メリットと捉えるか、デメリットと捉えるかは人それぞれでしょうが、iDeCo(イデコ)は60歳にならないと受け取れません強制的に老後資金を貯めることができるという事だけを見ればメリットといえるかもしれません。

でも、人生のいざという時にiDeCo(イデコ)で貯めて来たお金があるのに、使えない!となると何のためのお金だ!というような事態にならないとは限らない…。

そんなことを考えてしまうと何もできませんが…iDeCo(イデコ)には、そんな側面があるということは心に留めておかねばなりませんね。


デメリット② 60歳から受け取れない場合もある

実はiDeCo(イデコ)は、10年以上加入しないと受給が開始されません55歳から加入すれば、65歳まで加入し続けなければならず、受け取れるのは66歳から。ということなんです><

要するに、iDeCo(イデコ)は、長く運用するには良い制度だけど、短期の運用には向かないということです。


デメリット③ 60歳まで途中解約できない!

最大のメリットがあるなら、最大のデメリットもある…

そう、iDeCo(イデコ)は60歳まで途中解約できません。現在、50歳の人なら、あと10年先なので、なんとなく先を予想することができるような気もします。

でも、現在20歳の人はどうでしょう?

60歳まで解約できないよと言われると…なんだか不安になるというか…会社で強制的に積立てていく分には、強制力があるので割り切れますよね。

でも、自分で決めて、自分で加入するとなると、本当にiDeCo(イデコ)って加入してメリットあるの?

と感じてしまうのではないかなーと個人的には考えてしまいます。

とはいえ、iDeCo(イデコ)は、長期間の運用でこそメリットとなるものなので…よく考えて決定する必要があるということですね。


デメリット④ 口座開設費と毎月の維持費がかかる?!

iDeCo(イデコ)にかかる費用
  1. 国民年金基金連合会手数料(共通):103
  2. 事務委託金融機関手数料(共通):64
  3. 運営管理機関手数料(金融機関で異なる):無料~450円程度

1と2はどの金融機関を選んでも、必ず必要になってくる経費です。

3つめの運営管理機関手数料については、無料のところから、450円もかかるところまでと様々です。毎月必要にな手数料なので、慎重に選ぶ必要がありますね。

無料のところだと、ひと月にかかる手数料は167円ですが、運営管理機関手数料が450円かかる金融機関だと、合計617円です。

年間で考えると更には、数十年で考えると、大きな差になるので手数料が無料のところを選ぶべきでしょう!

ただし、20181月からは、これら各種手数料を年払いできるようになりました。年払いにすれば、1つめの国民年金基金連合会手数料の103円が必要なくなるので、年払いの年1回のみ必要で、あとの11ヶ月分は必要なくなり、103円の11ヶ月分で1,133円の節約になるらしいです!

ちょっとした金額ではありますが、60歳までの何十年で考えると大きな金額なので、大きいですね。かりに20歳から入れば、40年間分が節約になるのですから、40万円以上です。


デメリット⑤ 投資信託の対象商品が少ないらしい!

iDeCo(イデコ)は、元本保証のある定期預金型と、元本割れするかもしれないというリスクを負うけど、リターンも大きい投資信託型2つのタイプがあります。

投資信託の場合、リスクは伴いますが、投資信託で運用すれば、受け取るお金が増えるというわけです。ただ、投資信託を選択する場合、iDeCo(イデコ)で運用できる投資信託の数が少ないのが現状のようです。

どの商品を選んだらいいのかわからない!というくらいに沢山ありすぎるのも問題ですが、少ないなら少ないでも、デメリットがあるのです。

というのは、投資信託に分散投資することにより、リスクの軽減が図れるという手法が使えないからです。

iDeCo(イデコ)のメリット・デメリットを詳しく説明してくれているサイトでは、SBI証券はiDeCo(イデコ)の対象金融商品を約60商品持っていると紹介してくれていました。

他の金融機関と比較して、最大クラスらしいですよ。投資信託できる商品が限定的となるデメリットは、対象商品がたくさんある証券会社などを選ぶことによって回避できそうですね。


デメリット⑥ 資産が増える時もあるけど減ってしまう時もある

上でも紹介しましたが、定期預金で運用すれば元本保証されます。定期預金より利回りの高い投資信託で運用した場合、資産を増やすこともできますが、損失を出してしまうことがあるのです。

損失を出した場合、元本保証がないので、積み立ててきたものよりも下回るお金しか手にできないという悲しい可能性があるということなのです。


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iDeCo(イデコ)に加入する?しない?

メリットとデメリットを見てきました。疲れましたね><;

iDeCo(イデコ)というのは…

節税ができて年金の積み立てができるものです。

私の理解では、自営業の人は、iDeCo(イデコ)に加入した方がいいのではないか!

という結論に至りました。

70歳になる私の両親は自営業で頑張ってきました。すずめの涙ほどしか国民年金がもらえなくて悠々自適な老後を送れていません。(あぁ、親孝行したい…)

iDeCo(イデコ)は、デメリットもあるけれど、メリットも沢山あり、特に、ある程度の所得がある人には大きな節税効果があるということがわかったので、節税が必要だ!という人は、iDeCo(イデコ)に加入するのも手ではないでしょうか。

iDeCo(イデコ)は、年収500万円以上所得のある人は加入したほうがいいもの!!

単身赴任世帯の我が家もiDeCo(イデコ)に加入したほうがいいという結論です。

メリットとデメリットだけではまだまだ分からないことだらけなので、もっとiDeCo(イデコ)の事を調査していきたいと思います。

最後までお付き合い頂きありがとうございましたヽ(^。^)ノ


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