iDeCO(イデコ)について、お金の事が苦手な人にもわかりやすく解説しようと思ってQ&Aでまとめてみました。
専業主婦歴の長い私は自慢じゃありませんが「お金」の事が苦手です。税金のこととか、年金のこととか…とにかくお金に関わることが大の苦手と来たもんです。
でも、苦手だとか理解不能だから手を出さないとか言ってられない時代です。「老後破産」という言葉に超敏感な今日このごろ。
お金の事は、相談しにくいジャンルなので自分で勉強していくしかないのです…。
ということで、iDeCo(イデコ)という、変なネーミングの制度についてわかりやすく解説してくれる本やネットで学んだことを、備忘録代わりに綴ります!
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iDeCO(イデコ)とは、自分でつくる年金 です
iDeCO(イデコ)とは「個人型確定拠出年金」である。
年金と言えば、国民年金と厚生年金の二通りがありますね。これらは、20歳〜60歳までは必ず加入しなければならない保険となっています。
国民年金と厚生年金の違いであるとか、その制度についての詳細はとってもわかりにくくて複雑です。その複雑さを理解するのは骨が折れます。
とりあえず、専業主婦の私の理解の仕方的には、それらの保険は、誰のためのものか?絶対加入しないといけないものらしいけど、毎月、ちゃんと払っていたら、一体どんなメリットがあるのか?
とりあえず、まずはここだけ押さえておきましょう^^
ということで、
国民年金と厚生年金は、何のためにあるのか?
歳をとると働けなくなって収入が減り、蓄えだけで生きていくのはしんどいから20歳〜60歳の40年間支払ったお金を、老後にちょっとずつ死ぬまで支払ってくれる社会保険制度。
中学生でももう少しマシな答えを出すかもしれません(^^;)が、こんな感じの理解でOKとしましょう!
さて、この社会保険制度ですが、昔はしっかり機能していたので老後は年金で悠々自適な生活が実現していた模様です。しかし、少子高齢化の影響で年金は減るばかり…。高齢者に支払わなければならない年金が多すぎて、お金が足りない状態に。
国に頼れないので、自分の老後を守るために出来たのがiDeCO(イデコ)という年金制度です。
iDeCO(イデコ)は、国民年金&厚生年金に上乗せとなる私的年金なのです。自分で運用商品を選んで積み立てていき、老後の年金としてお金が受け取れるというものなのです。
自分で掛け金であるお金を出して、自分で管理運用する自分でつくる年金のこと
老後の為にお金をとっておこう!といくら決意して貯金していても、何があるかわからない人生。貯金を崩さなくてはならない事態に陥る可能は誰にだってあります。
また、老後のためにと投資を始めようとしても、投資なんて難しそうだし、損をしたら?と考えると恐くて手を出しにくいですよね。投資なんて一部の人のものではないかと思ってしまう人だっているかもしれません。
貯金も不安。投資なんてとんでもない…というのは、まさにこの私。お金のリスクは超低くして、堅実にコツコツお金を増やす方が性にあっているし、わかりやすいですよね♪
ちなみに、iDeCO(イデコ)という変なネーミングは
- 個人型(Individual-type)
- 確定拠出年金(Defined Contribution pension Plan )
この頭文字をとって、「iDeCO」となったそうです。
以前からあった制度ですが、2017年の制度改正でiDeCO(イデコ)に入ることができる対象者が広がって関心を集めることになったそうです。
iDeCO(イデコ)のしくみをわかりやすく解説!
iDeCO(イデコ)のしくみは、自分で、金融商品を選んで掛け金をいくらか決めて60歳まで積立つづけていくものです。以下の4つが特徴です。
- 国民年金や厚生年金に入っている人なら誰でも入れる(専業主婦もOK!)
- 60歳から給付可能(国民年金や厚生年金は65歳以上)
- 勤務先でも入っているが、個人でも入れる(会社員でも公務員でも、自営業でもOK)
- 節税できる(所得控除の対象)
iDeCO(イデコ)の最大のメリットは、節税効果だと言われています。
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iDeCO(イデコ)のここが知りたい!
iDeCO(イデコ)の金融商品を自分で選ぶってどういうこと?
iDeCO(イデコ)の商品には、大きく2種類があります。
元本すなわち、毎月コツコツと積み立ててきたお金が減らない「元本確保型」と、運用の仕方によって元本が増えたり減ったりする「元本変動型」の2つがあります。
「元本確保型」… 積み立ててきたお金は減らない
「元本変動型」… 運用の仕方によって元本が増えたり減ったりする
掛け金っていくら?
掛け金については、毎月5000円以上で1000円刻みです。上限が決まっていて、会社員なら1万円台。自営業なら6万円台など、職業によって掛け金の上限は様々です。
休止・再開は出来るけど、生命保険みたいに解約はできません。家計が苦しい時は、最低額の5,000円まで引き下げることができます。
毎月5000円〜1000円刻みで上限がある
- 会社員12,000円
- 自営業68,000円
- 公務員など12,000円
- 専業主婦23,000円
まとめ
iDeCO(イデコ)についての基礎の基礎の基礎!というような内容でしたが、ざっくりとiDeCO(イデコ)とはどういうものか理解できたと思います!
公的な年金はあるけれど、それでは不安…という人が入るとよい個人年金だと言うことがわかりましたね。公的年金に上乗せして支払われる年金で、毎月積み立てる金額は5,000円から。
ただし、生命保険などのように途中解約が出来ないので60歳までは頑張って最低5,000円は積み立て続けなければならないものです。強制力があるので、頑張らなきゃなりません。
デメリットと思われる一つを、今回見つけてしまったのですが、それは、iDeCO(イデコ)って自分で商品を選ばなければならないということ。
投資とか、わからないから不安…という人に良さそうだと思いましたが、iDeCO(イデコ)もまた、自分で管理運営しなければなりません。
元本割れする商品もあるとのことなので、しっかり勉強して理解してからはじめる方が良さそうですね!
iDeCo(イデコ)のメリットデメリットについてはこちらを参考にしていただければと思います→iDeCo(イデコ)加入でメリットが得られる年収とは?【メリット・デメリットを徹底調査】