留守中や目を話したすきに、愛犬が何かを大量に食べてしてしまったみたい!なんだか息苦しそう。元気がない…。
どうしたんだろう。どうすればいいのだろう?そんな時の、我が家の経験談を交えた対処法です。
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この記事の内容
まずは、慌てずに何を食べたか調べる
留守中に犬が何かを食べてしまったようだと感じたら、何を食べたのかを調べなければなりません。
- 食べ物が入っていた袋や入れ物の破片も一緒に食べていないか。
- 食べたあとの破片が残っていたら、集めてとっておく。(獣医さんに見てもらうため)
犬に不安を与えないように、落ち着きながらも、素早く、確認します。
対処法1
お水は飲ませない。
水を含むと、たべたものが胃の中で更に膨れてしまい、危険です。
安静にする。
歩いたり走ったりさせて、胃捻転を起こさないために、安静にさせます。
お水を飲ませないで、(ゲージやハウスに入れて)落ち着かせてたら、動物病院へ行くのか、自宅で様子を見ながら安静にするかを考えて下さい。
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対処法2
動物病院へ連れていき、処置してもらう場合
動物病院へ連れて行き、処置してもらう時は以下のポイントを獣医さんに伝えます。
- 犬はどんな具合か
- 苦しそうか
- 呼吸は荒いか
- 吐こうとする動作を繰り返すか
- よだれを垂らしているか
- 水をガブガブ大量に飲みたがるか
- 横たわったままか
- 立って歩けるか
- 犬種
- その子の体重
- 何歳か
- 食べたもの
- どれくらい食べたか
- その日、フード以外に食べたものはないか
- 何時頃、食べたのか(食べてからどれくらい時間が経っているか)
お家で安静にし、様子を見る場合
24時間は絶食です。お水を飲みたがるようなら、ガブガブ飲まさないようにします。お皿に少しだけお水をはり、なめれるような感じで与えます。
吐いてしまった時に、吐いたものが喉に詰まって窒息しないように様子をしっかり見てあげます。少しでも、おかしいなと感じたら、迷わず、動物病院に行くほうが良いでしょう。
ラブラドールが大量にドッグフードを食べた時の体験談
我が家の場合、ドッグフードを2キロ近く食べてしまっていることがわかって、すぐに獣医さんに電話をしました。
- 大型犬で胸の深いラブラドールであれば、急性胃拡張・胃捻転を引き起こすリスクがあり、急性胃拡張から胃捻転になってしまうと、命に関わる危険な状態に陥ることもある。
- この場合、病院で胃の中の物を吐かせるなどの処置をしなければならない。しかし、吐かせるリスクというものもあり、血圧が急激に低下し倒れてしまう。
- 脱水症状を引き起こす。
- 体力を奪うので、もたない子もいる。
- もし、フードだけではなく、異物を飲み込んでしまっていた場合、喉を傷つけて出血する事もある。
- 吐いたものが喉に詰まり窒息するかもしれない。
- もし、お家で様子を見るということであれば、胃拡張から胃捻転を起こしてしまい、急変する恐れがある。
と、病院で治療する時と、お家で様子を見る時のリスクの説明がありました。とても恐ろしく、心配でたまりませんでした。手の届く場所に、ドッグフードを置いて留守にしてしまった自分を責め、平常心ではいられなかったので、病院へ連れて行くことにしました。
病院でも、電話での時と同じ説明を受け、とりあえず、吐かせてみると処置室へ。30分ほどして、あまり吐かないので、お腹にどれだけ溜まっているのかをレントゲンで確認しました。
すると、胃が2倍以上に膨れ上がっているとのこと…。膨れ上がった胃で、周囲の臓器や血管を圧迫してしまうと、命に関わるとのことでした…。
更に、吐かせる処置をしましたが、体に負担がかかるものらしく、時間もかかるので一時帰宅してください。何かあったら連絡しますと言われて帰宅しました。
幸い、命に別状はなく、3時間ほどで迎えに行くことが出来て、その日は安静にして過ごすことで元気になりました。家で待機している間、涙をこらえ切れず、号泣しながら心配で恐ろしくてたまりませんでした。
二度と、このようなことがないようにと、心に誓い、ドッグフードは、犬が絶対に開けることができない引き出しにしまい、部屋を片付けました。
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まとめ
帰宅した時は、必ずおしっぽフリフリで迎えてくれるのに、なぜか熱烈歓迎してくれない…。どうして?と感じた時は、留守中に何かあったのかもしれません。元気がなくて、なんだか息苦しそうにしていて…お腹がぱんぱん!
という時は、何かを大量に食べているか、異物を飲み込んでしまったサインです。家で安静にさせる時は、
・水を飲まさない
・安静にして散歩などの運動をさせない
動物病院に連れていく時は、車で。(胃捻転を起こさせないためになるべく安静に)
車がない時は、ペットタクシーというものがあるそうです。
動物病院では、リスクのある治療をすることになります。
そんなことにならないように…お留守番をさせる時は、ゲージやハウスに居てもらうようにするか、お部屋に食べ物を置かないように片付けておくか…ですね。
ちなみに、ゲージなどは、狭くてかわいそう。と思いがちですが、犬は、狭いところのほうが落ち着くそうです。だから、かわいそうと思わなくてOKだとのこと。
大変な失敗をしてしまった私です。でも、大型犬の胃捻転の事故は、結構な割合で起こるそうです。他人事ではないんだなと思いました。
みなさんも、どうか、気をつけて下さいね。もう、二度と、うちの子を危険な目に合わせないように、肝に命じた私です。