犬の熱中症は命の危機!症状と対処法を知って、いざという時の準備を万全に

犬が熱中症かもしれない!という時の症状や対処法などまとめ。

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こんな症状が見られたら熱中症かもしれません!

愛犬の命を救うために、なるべく初期段階で気づいてあげましょう!

以下のような症状が見られたら、一刻も早く冷やします。

1.激しい運動をしていないのに、息が荒くなる。

急激に体温が40度以上に上昇して、

大きく口を開けてはぁはぁと苦しそうな呼吸になります。

2.よだれを大量に垂らす。

犬は汗腺がほとんどありません。

口の中と足の裏の発汗で、体温調節をしています。

泡状のよだれを大量に出している場合は早急に対処しなければなりません。

3. ぼーとしている。

意識がぼんやりしている。

呼びかけても反応が鈍いなどの状態です。

 4.歩行がゆっくり。

ぼーとして、歩行がゆっくりになります。

5.目が充血している。

耳の内側や口の粘膜も赤みが増します。

6.嘔吐・下痢

症状が進むと、血が混じったりもします。

7.意識をなくす

酸欠状態を起こして失神してしまいます。

緊急対処法(意識がある場合)

1.水をかけて体を冷やす

地肌に水がかかるように水をかけます。

毛が邪魔になるので、地肌に水がかかるようにしてください。

荒い息が落ち着くまで水をかけ続けます。

(落ちついても、保冷剤や冷たいタオルでしばらく冷やし続けます。)

家の中ならば、お風呂場に連れて行き、シャワーの水を全身にかけます。

2.水を飲ます

なるべく冷たい水を飲ませます。

スポーツドリンクがあれば、水で2倍以上に薄めて飲ませると良いようです。

3.お散歩中などの時は、素早く涼しい場所に移動させる

小型犬なら、冷やしたタオルなどでくるみ、冷やしながら

抱っこして素早く日陰や屋内に移動します。

大型犬なら、冷やしたタオルで体を冷やしながら、

素早く日陰や屋内に移動します。

4.頭・わきの下・内股の付け根を冷やしたタオルで冷やす

急いで体温を下げるために、太い血管がある場所を冷やします。

5.何度も体温を測る

冷やしずぎに注意します。

冷水に入れたりしている場合は、呼吸が落ち着いて来たら、水から出します。

体温を測る事に

慣れていない場合や、測ったことがない場合、

無理をして測らずに、

病院に電話して状況を伝え、指示してもらってください。

体温を測るのに手間取ってしまうようであれば、とにかく、

冷やしてあげながら、病院へ行く準備をします。

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緊急対処法(意識がない場合)

意識がない事に慌ててパニックになってしまいがちですが

落ち着いて行動するように心がけます。

1.水をかけて体を冷やす

地肌に水がかかるように水をかけます。

毛が邪魔なので、地肌に水がかかるようにしてください。

荒い息が落ち着くまで水をかけ続けます。

家の中ならば、お風呂場に連れて行き、シャワーの水を全身にかけます。

水の中に入れれるようなら、入れてあげます。

2.病院に連絡を

冷やしながら、病院に一刻も早く連れて行きます。

犬が落ち着いても、必ず、病院に連れて行きます。

臓器などダメージを受けていないかを、獣医師に診てもらい数日は安静にします。

犬の体温の測り方

ペット用の体温計を使います。(ない場合は、人間のもので代用します)

1.ベビーオイルなどを体温計に塗る

入りやすいようにオイルなどを塗ります。ワセリン・オリーブオイルなどでも!

2.尻尾を持ち上げ、肛門に体温計を3~5センチ入れる

犬が動かないように注意します。

犬の平熱体温は、38.5度前後です。

体温が下がってきても、しばらくは保冷剤や冷たいタオルなどで

冷やし続けます。

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揃えておきたい大切なグッズの一つです。

 

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病院へ行くときも冷やしながら

病院へ電話して状況を伝えます。

体が濡れた状態でタオルでくるみます。

移動中も、

わきの下や内股の付け根・お腹などを

保冷剤や冷たいタオルで冷やします。

熱中症になりやすい犬種

・大型犬

・肥満犬…首の周りの脂肪で気管が圧迫されて呼吸がしにくい。

・北方原産の犬…シベリアン・ハスキーやサモエドなど。

・短頭種…パグ・ボストンテリア・シーズーなど。

・シニア犬…様々な機能が老化し、体温調節もさらに難しくなっています。

・室内犬…家の中と外の温度の差が大きい時は、外の温度に慣れていません。

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まとめ

夏日が続く5月中旬➡梅雨明け➡真夏と、春から秋にかけては、

熱中症に要注意の時期です。

熱中症は、日ごろから気を付けていても、ちょっとした油断や、

愛犬のその日の体調で、発症してしまう事もある病気です。

事前の用意で、愛犬の命を救うことができます。

油断せず、夏を乗り切りたいと思います。

最後に…気を付けるべきポイントを、まとめます。

*室内でも危険と隣り合わせです。お部屋の温度(26℃)と湿度(50~60%)に調節

*長時間の留守番の時は、エアコンを入れ、暑さ対策をする。

*夜の散歩は9時以降を心掛け、熱帯夜のお散歩は避ける方が無難。

*旅行やお出かけ。ドッグランで長時間遊ばせすぎたり興奮させすぎに注意。

*梅雨明けは急に温度が上がるので注意。

*車での移動時は、犬だけで車内でのお留守番をさせない。(エアコンをかけていても)

いざというときの為に、しっかり、準備!が大切ですね。

 

我が家の黒ラブは、とても暑がりだけど、お散歩が大好き。

だから、暑い日は、お散歩はパスするという選択は、ラブにとってとても残念な事です。

ラブが残念がることを知っているから。

これくらいなら大丈夫か。

とか、行きたがっているし…ちょっとだけ連れていってあげよう。

という気持ちになってしまいます。

でも、でも。

命の危険を伴う怖い熱中症。

だからこそ、お散歩やドックランに連れて行ける状態かどうかを、冷静に判断しなくてはと思います。

愛犬の遊びたい気持ちを満たしてあげる為の室内遊びも、今後、紹介できたらと思います!

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