盲導犬「クイール」の映画をやっと見ることができました。
見たい見たいと思いながら、なかなか見れずにいました。
見れずにいた理由は…きっと、涙腺崩壊するから。
ラブラドールの姿を見るだけで、泣けます。
こんな私だから、「クイール」を見たら、翌日は顔を腫らすに違いないと思っていたので、
1日中在宅できる前日に見ようと決意していました。
「クイール」を見ると、盲導犬について知ることができます。
「盲導犬」は血統
盲導犬の歴史は古く、古代ローマの都市ポンペイの壁画に描かれていることなども映画の中で語られています。
古代ローマの時代から、人と犬との暮らしがあったことに、驚きます。
盲導犬は、「血統」が大切だということも、知りました。
クイールのお母さん犬は、普通の家庭犬ですが、父犬は、盲導犬の血が流れているそうです。
「盲導犬に適している血統」ではないお母さんから産まれたクイールが「盲導犬」となるまでのストーリーが、静かに進んで行くのですが、
クイール役のラブラドールが、名演技なのです。
「クイール」の見どころ
首をかしげるところ。
訓練士さんを見上げる瞳。
グッドグッドと褒められて、尻尾をふる姿。
後半は、クイールのユーザーとなる渡辺さん役を演じている小林薫さんを気遣う表情が、胸きゅんです。
渡辺さんの息子さんとクイールの掛け合いも、ほんわかしていて、とても可愛いです。
本当の兄弟のようです。
うちの息子も、ラブを弟のように可愛がって、よく一緒に遊んでいます。
息子の言葉に、首を傾げたり目をぱちくりさせて一所懸命聞いている姿はなんとも愛らしく、切ないほど、愛おしいです。
「クイール」から学んだこと
訓練中も、お仕事中も、「グードグード」と、四六時中褒められているクイール。
だから、ずっと、クイールの尻尾は喜びで揺れています。
クイールが、訓練中に、動かなくなるシーンがあります。
その時、訓練士役の椎名桔平さんが、クイールに
「クイール、男前だねー。足も長いねー。」と人とお喋りするように話しかけます。
すると、クイールはすくと立ち上がって歩き出します。
私も、我が家のラブに、そうやって、話かけようと思いました。
ラブも男前です。イケメンで、優しくて、足も長くて、スリムな体と黒くて艶々の毛。
そして、散歩中も、家の中でも、ラブに「グードグード」と声かけしようと思いました。
「褒めて育てる」のは、人も犬も同じなんだと感じました。
スリッパをかじってたら、「アウト」で離させて、話すことが出来れば、「グード!」と頭を撫でる。
ありがとう、スリッパ持って来てくれたのね。
そうやって、犬に感謝して、可愛がって、大切な時間を過ごそう。
犬と過ごせる時間を大事にしよう・・・
クイールは、12歳と25日で息を引き取りました。
犬は、人より早くいってしまいます。
「虹の橋を渡る」という表現をするようです。
この表現はアメリカで使われるようになったそうです。
素敵な響きだなと私は感じます。
虹の橋のたもとで、飼い主さんを待っていてくれるそうです。
しっぽを振って、待ってたよ!と笑顔で飛びついて、一緒に橋を渡すのだそうです。
犬の寿命は小型犬・中型犬・大型犬によって違います。
犬種によっても、違います。
ラブラドールはだいたい、13年ほどのようです。
最初の1年で、人間の15歳ほどになるそうです。
この、1年で、一気にぐっと成長し、後は緩やかになっていくそうです。
だいたい、人間の1年で、犬は4つづつくらいのスピードで歳を取って行くとの事。
うちのラブは、もうすぐ2歳になるので、だいたい20歳から25歳くらいなのかなと思います。
だから、あんまり待たせないようにしたいなと思うのです。
そして、たくさん、笑顔にしてあげたいなとも思います。
犬を笑顔にするには
「グードグード」のシャワーをかけよう
いっぱい「グード」を言えばいいんだなと思います。
「叱りっぱなしにしてはいけない」と訓練士さんに教えてもらったことがあります。
叱ったら、その後に、絶対褒めるシーンを作って、褒めてあげる事が大切らしいです。
すぐに、お座りさせて、グッド!と褒めてあげる。
というように、犬が絶対「出来る事」をさせてあげて、褒めてあげる。
褒め方は、静かによしよしするだけでOKだそうです。
うちには2匹の犬がいます。
パピヨンのナナは6歳。
ラブラドールのラブは2歳。
まだまだ若くて元気でやんちゃ。
ナナは少し落ち着いてきたけれど、まだまだ人生あと半分以上あります。
(小型犬パピヨンの寿命は14~15歳)
まだまだ…と思っていても、年月が過ぎ去るのは、早く、10年なんてあっという間。
だから、
二匹の犬を、大切にしよう。
いつも笑顔でいさせてあげたい。
私たち家族に、温かく、優しい笑顔をいつもいつもくれる犬たちに、恩返し。
どうか、どうか、長生きしてね。
いっぱい、素敵な時間をすごそうね。
「盲導犬」は、人間と寄り添うことが大好きで、人の役に立てることが嬉しくて仕方ない犬たちです。
あんなに、笑顔で体全部を使って喜んで歩く姿に、私は感謝と愛おしさで胸がいっぱいになります。
「クイール」たくさんの人に見てほしいです。知ってほしいです。
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