水を飲むだけのダイエットがあるなら絶対知りたいですよね!ダイエットの効果を出すためには、どんな水を飲めばいいのでしょうか?
水ダイエットに水道水はOK?リバウンドの原因やむくみが出るメカニズム、1日に飲む水の量やタイミング。効果が出始めるのはいつからか?
目からウロコのお水の正しい知識を紹介します!
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この記事の内容
水ダイエットで効果を出す為に知っておくべき事
お水を飲むと体に良いということは、多くの人が知っていることですね。
でも、どんな症状に効くのか?どんな水をどのように飲むのか?と具体的な事はよくわからない…ということが多いと思います。
水を飲むだけというダイエットにも、正しいやり方というのがあります。早く効果を出したほうがダイエットの成功率は高まりますよね。
ということで、ダイエット効果を高める方法を一緒にみていきましょう~!
ダイエット効果を高めるにはどんな水を飲めば良いのか
「どんな水でも良いです」と書かれているサイトもあれば、この水が良いよ!と特定のお水をおすすめしているサイトもありますね。
私がおすすめだと思うのは、東京医科歯科大学の名誉教授の藤田紘一郎先生の「水飲みダイエット方法」で紹介されているお水です。
何故なら、ダイエットに効果がある「理由」がちゃんとわかるように説明してくれているからです。
では、まず、ダイエット効果を高めるためのお水の種類から行きますね!それは、
- 1Lにつき、硬度が1000ミリグラム以上の超硬水
硬度とか超硬水とか、ちょっと専門用語が出てきました!ダイエット効果を上げるためには知識も必要!ということで、専門的なことを簡単に説明しますね。
硬水と軟水について
とっても簡単に説明すると…お水の中にはカルシウムとマグネシウムが含まれているんですが、
- 含まれるカルシウムとマグネシウムの量が多いと「硬水」
- 含まれるカルシウムとマグネシウムの量が少ないと「軟水」
って言われます。
日本人が、飲みにくいというか…ちょっと癖のあるお水だなと感じるのが「硬水」で飲みやすくておいしいと感じるのが「軟水」です。
カルシウムの働き
さて、この硬度の高いお水「硬水」がダイエットに良いとされる理由はというと…お水に含まれる「カルシウム」がポイントなんですね。
実は「カルシウム」って内蔵の働きを良くする働きがあるんですって!腸の働きを良くするので、便秘がちで太りやすい人には効果が期待できるのではないでしょうか!?
そして、カルシウムは、体脂肪を減らすという研究結果も出ているとのこと!
更に重要なポイントは、お水の中に溶け込んでいる「カルシウム」って体に吸収し易いという事です!カルシウムといえば、牛乳とか小魚ですよね。
でも、カルシウムを多く含んでいる食べ物を食べても、体の中にちゃんと吸収される率って、意外に低いんだとか…。牛乳で約40%。小魚で約30%の吸収率。野菜では約20%と更に体に吸収される率は低くなるんだとか。
お水に含まれるカルシウムは、イオン化されているので粒子が細かくて、100%体内に吸収されるんですって!知らんかった~!すごい吸収率なんですね。
イオン化
ところで、イオン化って何?と思って調べてみました。
めちゃ、難しいです…。
シンプルに説明すると、ここでいうイオン化っているのは、「お水の中に、カルシウムが完全に溶け込んでいる」という状態の事。
人間の体にある内蔵とか血液とかに栄養として取り込むためには、胃とかの粘膜を通らなくてはいけないんだけど、完全に溶けていないとこの粘膜を通れない。
通れないから、牛乳とか小魚ではカルシウムの吸収率が低くなるというような事なんですね。
お水の中に完全にカルシウムが溶け込んでいる状態…イオン化していると、しっかり吸収できるってことなんです!
ちょっと話が逸れてしまったように感じるかもしれませんが、ダイエット効果を得るためには知識も必要なので、大事な事ですね。
理屈の部分が分かっていると、ダイエットの効果が思うように目に見えなくても安心できますよね!
次に大切なポイントがマグネシウムです。
マグネシウムの働き
マグネシウムは、腸内の水分を吸収させて便を柔らかくすると同時に、腸の中に溜まった老廃物を出してくれる働きがあるのです!
マグネシウム、バンザイ!!素晴らしい働きをしてくれるんですね~。そういえば、 便秘薬に酸化マグネシウムというのがありますよね。
そして、マグネシウムは、なんとリバウンドを防止する力もあるんです!リバウンドの原因は、実は「ミネラル不足」。
ミネラルとは、体を維持するために必要な栄養素で、日本では13元素(亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・モリブデン・ヨウ素・リン)が健康増進法に基づく食事摂取基準の対象として厚生労働省により定められているとWikipediaにありました。
無理な食事制限を続けるダイエットをしていると、大切なミネラル不足が起こり、体がミネラルを求めて暴走しだす…これが、リバウンド。
この恐ろしい体験を私は何度もしているのです。だからこそ、リバウンドなしのダイエットを探し、「水ダイエット」にたどり着きました。
ミネラルをたっぷり含み、尚且つ、体にちゃんと吸収される方法でダイエットを行えば健康的に痩せることができますね。
一時的に成功しても仕方がないので、ダイエットの肝は、リバウンドを起こさせないことではないでしょうか。このリバウンドを防止するのが、マグネシウムというミネラルなんですね!
サルフェートとは?その働きは?
もう一つ、知っておきたいのがサルフェートというミネラルの存在。
サルフェートというのは、体の中の老廃物をを排出する働きをするもの。他に、利尿作用や便通を良くする作用や新陳代謝を良くする働きもあります。
体の中の老廃物を出してくれるので、お酒を飲みすぎた後、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドというものを排出してくれたり、脳梗塞や心筋梗塞の予防にもなると言われているそうですよ!サルフェートも、あっぱれな活躍をするミネラルなんですね。
ヨーロッパ産のお水には多く含まれているそうなんですが、日本では温泉水にしか含まれていないようです。
長くなったので、ここまでをちょっとまとめて頭の整理をしておきますね。
- ダイエットに効果的なお水は、超硬水と言われるものが良い。
- →超硬水とは、1Lにつき、1000ミリ以上のカルシウムとマグネシウムが含まれるものである
- →カルシウム・マグネシウム。そして、更にサルフェートというミネラルを含むお水が良い。
- →カルシウム・マグネシウム・サルフェートの働きをさくっとまとめると、内蔵の働きを良くし、老廃物を排出し、新陳代謝を促し、リバウンドを予防する!
では、このまとめから、具体的にどんなお水が良いのかというと…
東京医科歯科大学の名誉教授の藤田紘一郎先生の「水飲みダイエット方法」で勧めているミネラルウォーター
- コントレックス
- 硬度: 1468mg/lで世界中の女性に人気の超硬水
コントレックス以外にも、超硬水を調べてみたら、何種類も出てきました。通販で買えるので便利ですので、通販サイトで調べてみると良いでしょう!
水道水でも水ダイエットはできるか?お茶は?
ここまで、ダイエットに効果的なミネラルウォーターを勉強してきました。カルシウムやマグネシウム、サルフェートというミネラルの働きとその重要さ。軟水と硬水について。
ということで、水道水で水ダイエットができるかどうか?を検証するには、日本の水道水に含まれる硬度やミネラル量を調べれば良い事がわかりますよね。
調べてみました!
日本の水道水の硬度は、都道府県によって違うのですが平均すると50.916mlだそうです。水ダイエットには1L1,000ml以上が理想的でした。ということで、日本の水道水は、硬度が足りませんね。
次にカルシウム含有量ですが、これも地域差があります。あるサイトでは東京都カルシウム分36.5mg/L、マグネシウム分13.5mg/Lと紹介されていました。
私が住む地域の水道水のカルシウムとマグネシウム量は53mg/Lでした。ほんと、地域差があるんですね。硬度が高いとミネラル分も多いので、日本の水道水は、そもそも硬度が低いのでミネラル分も、そう高くはありませんね。
コントレックスのカルシウムは468mg/L、マグネシウムは74mg。合わせて542mg/Lなので、私の住む地域の水道水の約11倍という計算です。
ということで、水道水は、硬度とミネラル含有量という部分でダイエット効果を得るには足りない事が判明しました!
水道水には、いろんな要素があって、飲料水として日々飲み続けるには不安があるという人もいるでしょう。水ダイエットには、水道水は不向きではないかというのが私の意見です。
お茶はどうか?ですが…。例えば、超硬水を使ってお茶をいれた場合、何がポイントになるかって、カフェインと糖分でしょうね。
カフェインはダイエットの敵ではないんです。適度なカフェインはダイエットに効くので、超硬水で作ったお茶ならOKにしています^^でも、コーヒーや紅茶などに入れるミルクや糖分が過剰にならないように注意しています。
水ダイエットだから水以外はNG!としてしまうとストレスと戦うことになってしまいますよね>< ダイエットの敵は、このストレスなので…
私的には、超硬水でお茶をいれて飲んでもOKにしています。でも、ほどほどに!
カフェイン入りのものなら1日3杯まで。コーヒーや紅茶にいれる甘みは人工甘味料などでカロリーを抑えるなどの工夫で、ストレスを溜め込まずに続けていくのが良い方法ではないかと思うのです。
むくみや逆に太らないか心配?
汗や尿として出ていくはずの水分が体内に溜まっている状態をむくんでいる。って言いいますよね。だから、水分が溜まらないように水分の摂取量を減らした方がいいんじゃないか…。
水太りって言葉もあるくらいだから、太るんじゃ…?と心配になるかもしれません。でも…むくみや逆に太ることを恐れて水分の摂取量を抑えるとどうなるかというと…体内の水分量が減ってる!こりゃ危険!と脳が判断して、汗や尿を出さないようにさせるんです。
体から水分が減っていくと危険だから、体内に水分を溜めとこう!ってわけです。むくみを恐れるあまり、水分をあまり摂らないと、返ってむくみを招いてしまうということなんですね><
そう、むくみは、水分不足から起こる現象だったのです!
カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを含む硬度の高いお水を飲めば、新陳代謝も高まり、汗も尿も出てくるので水分は減らしてはいけないんですね。
ちなみに、お水はカロリーゼロなので、脂肪が付くことはないのでお水で太るというのはありえないんですって。
そうだよねー…。うん、その通り…。
お水を飲んで、げっ、体重が増えてるっ!太った!という心配は実はゼロなんですね!
ダイエット効果を高める水の飲み方
どんな水を飲めばいいのか?は、もうわかりましたので、いよいよ、ダイエットの効果を高める水の飲み方です!正しい飲み方をマスターすれば、ダイエット効果を高めることになるので、ここは重要です。
まず、1日の飲む目標量は
- 2.5リットル(夏場は汗をかくので3L)*東京医科歯科大学名誉教授 藤田紘一郎先生のオススメの量
知り合いの鍼灸師の先生に聞いた所によると、1日に飲むお水の量の目安は自分の体重の約3倍。体重60キロなら、1.8リットルです。
鍼灸師のもう一人の先生にも聞いてみると、その先生は、東京医科歯科大学の藤田紘一郎先生と同じように3リットルって仰っていました。
飲むタイミング
- 朝起きてコップ1杯~2杯
- お昼ご飯・夕ご飯の前にコップ1杯以上
- おやつなど間食をしたくなったら1杯
- 入浴前と後に1杯ずつ
- 寝る前に1杯
これで、だいたい、1.5リットルくらいにはなりそうですね。あとの1リットルは、気がついた時にちびちび飲みます。一気に500ミリリットル飲むとかではなく、1杯を何回かに分けて飲むと、効果がありますよ!
効果が出始める時期は?
水ダイエットの効果は、2週間前後から出始める人が多いとのことです。中には1週間で数キロ痩せたという人もいるとか!
私はというと、私は1日で効果がありました!!といっても、続けなければ意味がありません。1日飲んで、たくさん汗をかき、食欲も水を飲むことでそれなりに抑えることが出来た結果、1日で効果があったということです。
ポイントは、長く続けること…習慣化ですね。だから、2週間の水ダイエットで効果があったから、やーめた!となってしまっては、また元に戻ってしまうでしょう~><;
質の良い水を飲むということを習慣にして、長く続けていくことが肝心です。
食事制限もしたほうが効果ある?
食事制限が出来ないからダイエット成功しないのよ~!!と叫んでしまう私です^^;
そう、食事制限した方が痩せやすいに決まってるっ!でも、この抑えられない食欲をどうにかしてーーー!と、食欲を抑えるサプリはないかとかダイエット外来に行けば、食欲を抑えるお薬を処方してくれるんではないか?!といろいろ検索してみたのですが…
ダイエット外来で食欲を抑える薬は体脂肪率がいくら以上でないと処方されないとか、副作用があるとか、いろいろと不安になる事が書かれていました…。
苦悩に苦悩を重ねて…たどり着いたのが…やっぱり、水っ!!
水によって食欲を抑えるとは?
結論からいうと…空腹感は、胃が空っぽの時に起こるので、胃を空っぽにしないように水を飲む。これが、食欲を抑える方法。
そんなんで食欲抑えられるかいっ!!(●`ε´●)と思いました。でも、
- 食べ物が胃に入ると「胃酸」が出る
- →胃酸が出ると、胃の中は酸性になる
- →消化・吸収が終わると、酸性度は一気に低下し、その時「満腹感」が得られる。
ということを知って、水を飲んで、「胃の酸性度が下がった…これで満腹感が得られた!」と自分で自分の脳に言い聞かせ、しめしめ、私の脳は騙されたぞ。と思い込む。案外、この思い込みで、満腹になった気になりますので…是非、試してみて下さい。
効果を高め長続きさせるコツは温度にあり?!
期間限定の水ダイエットというよりも、水を飲むことを習慣にして行くことが大切です。どうやったら長続きするのか。習慣化していけるのか…。
実は水の温度が重要でした!
水ダイエットで飲む水は、温めた方が代謝がよくなって効果が高まるのでは?それとも常温で?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?違うんです!
冷たいお水が良いんです!季節にもよるのですが
- 10度くらいに冷やしたお水が効果的なんです。
ドイツの栄養研究所のM・ボッシュマン博士という方の研究によると、37度の温水よりも22度の方がカロリー摂取を抑えることができたとのことです。(藤田紘一郎著「正しい水の飲み方・選び方」より)
低い温度の水が体内に入ると、その温度を体と同じ温度に上げようとしてエネルギーが使われ、消費カロリーが上がるそうです。
常温で飲むのは、けっこう辛いので、冷やして飲んだ方が効果的だと知って安心した私です。夏であれば、特に!
ひんやりした美味しい水を飲んで精神的にも満たされたほうが痩せやすいハズだと感じる私です^^
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まとめ
- 水ダイエットで飲む水は、カルシウムとマグネシウムが豊富に含まれる超硬水(1Lにつき1000ミリ以上のカルシウムとマグネシウムが含まれる)がおすすめ
- リバウンドの原因はミネラル不足なので、ミネラルを含んでいる水を選ぶことも大事
- 水道水は硬度とミネラル含有量不足なので水ダイエットには不向き
- むくみや水太りは、水不足で起こる!
- 1日に飲む水の量は2.5L〜3L
- 飲むタイミングは朝・昼・夕の食事前と間食したくなった時・入浴前後・寝る前など
- 水ダイエットの効果が出始める時期は人によるけど早い人だと2週間前後から
- 水ダイエットを長続きさせるコツは、水の温度!10℃くらいに冷やしたお水が効果的
どうだったでしょうか?水ダイエットは、ダイエットをするぞ!と意気込んでやるというよりも、習慣ですね。
水に関する正しい知識を持って質の良いお水を飲んで安心で安全なダイエット生活を続けたいと思います。